種目:輪投げ
 
  
  
1人で投げるの輪は1回9本です。的棒の下にある数字の合計が1回の点数となり、輪が縦・横・斜めに並んで入ったり、全部入るとポイントが加算されます。
ルールも動作も簡単で、ちょっとしたスペースで気軽にプレーができ、年代によって投げる距離を変えるなど、楽しみはいろいろです。
  幼いころ、誰もが楽しんだ“輪投げ”。実は、この輪投げにも正しい得点方法があり、奥の深いスポーツなのです。
準備
用具
  - 台(60cm×60cm)
 
  - 的棒(高さ15.5cm)
 
  - 投げ輪9本(ゴム製、直径16.5cm±1cm、重さ135g±3g)
※投げ輪9本の内訳(赤リング4本、黄リング4本、青リング1本) 
方法
単独投輪方式(1人が9本(赤・青・黄)全部のリングを続けて投輪する)
1チーム1人~9人×チーム数(不特定多数で実施可能)
  - 輪投げ台の固定ラインと投輪ラインを2mの間隔をあけて引く。
 
  - 1人の投げる輪は1回に連続9本とする。
 
  - 的棒の下の板にかかれている数字の合計を1回の得点とする。
 
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    ただし、次のように入った場合は、得点が加算される。
    1)縦、横、斜めに3つ並んで入ったとき→1列につき15点加算
2)全部の棒に入ったとき→300点
(1列の合計得点15点×8列×2+パーフェクト点60点)
   
  ※上記は基本的な方法であり、対象年齢や状況により、得点方法、距離、輪の数などを工夫するとよい。
交互投輪方式(2人で行い、1投ずつ交互に投輪する。)
1チーム1人~5人×2チーム
  - 輪投げ台の固定ラインと投輪ラインを2mの間隔をあけて引く。
 
  - 通常、1対1のシングルスで行う。
 
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    ジャンケンで先攻後攻を決め、勝ったほうが先攻、負けたほうが後攻となる。
1試合は、3セットで競い、2セット以降は前セットで負けたほうが後攻となる。
交互に1本ずつ合計8本のリングを投げる。
この時、使用するリングは、先攻は赤リング4本、後攻は黄リング4本を使用する。
青リングは「アンカーリング」として使用する。
   
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    合計4本の輪が投げられた後の得点状況により、点数の低いプレーヤーには「アンカー権」が与えられ、このプレーヤーがアンカーリングを投輪し、セットが終了する。
ただし、同点であった場合は、アンカー権は施行されない。
   
  - 的棒の下の板にかかれている数字の合計を1回の特点とする。
 
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    勝敗は、1試合必ず連続して3セット行い、勝ちセット数で競う。
同点の場合は総合得点の多いものが勝ち。
   
その他
  - リングは、どのように持ってもかまわないが、必ず片手で投げる。
 
  - リングを投げるとき、両足は地面に接していなければならない。
 
  - 先に投輪したリングが、完全に静止してから次のリングを投げる。
 
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    必ず投輪ラインの後方から投げ、リングが手から離れて台に落ちるまで、ラインを踏んだり超えたりしてはならない。